ねこしかにっき

大学生の日記です。さまざまな出会いと出来事と思いの記録です。出会った人々を印象で動物で例えています。ご了承ください。

放たれる後悔

『あのときこうしておけばよかった』と思うことがよくあります。

 

代表例だと「あのとき告白しとけりゃよかった」でしょうか。

 

 

でもその逆に『あのときこうしなけりゃよかった』と思うこともあります。

 

「あの子を好きにならなければよかった」とかでしょうか。

 

 

 

 

僕はその経験は活かせるときが来ることを信じて生きています。

 

だからこそ後悔ないように生きることは難儀すぎるというか

 

無理に近いと思ってもいます。

 

 

 

 

後悔しないように生きる、よりも

 

後悔を次につなげるように生きるようにしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は変わりますが、

 

授業が終わって、大学のトイレで小用を足しているときのこと。

 

そのとき僕は、手提げ荷物を荷台に乗せていました。

 

 

 

そしてふと想像してしまいました。

 

もし、荷台に乗っている僕の財布を狙う強盗犯がいたら。

 

『いま、荷物を奪われたら、俺はどうしよう』

 

 

用を足しているので身動きは取れません。

 

俺はそのときにすべてを放り散らかしても、犯人を追いかける勇気はあるだろうか』

 

 

 

そして一騒動後の自分の気持ちを細かく想像しました。

 

 

 

「あのとき勇気を振り絞って追いかけていたら…」

いや

「あのとき全部出してから追いかけていたら…」

なのか。

 

何を考えても後悔する自分が浮かびます。

 

女性の悲鳴。

              財布がない自分。

打ち水されたような廊下。

              学生証の再発行をする自分。

強盗を追いかける放尿露出狂。

              なくしたものを取り戻そうとする憐れな自分。

 

 

 

もしそれが起きて、一つの正解を信じて、行動したとしても、

僕は後悔するに違いありません。

 

 

 

 

なので次からは、荷台に荷物を置くことはしません。

必ずバッグに入れて、ことを済ませたいと思います。

 

 

 

 

 

 

後悔する前に、自分自身を見よ。

それが賢い生き方だと信じて。