ねこしかにっき

大学生の日記です。さまざまな出会いと出来事と思いの記録です。出会った人々を印象で動物で例えています。ご了承ください。

愛くるしい時間

元に帰省して何日間か経ちました。

 

僕の地元は山に囲まれ、空気が澄み、稲穂が風で揺れています

 

もう、田舎すぎています。

でもそこが僕の地元の好きなところです。

 

 

 

 

 

高校時代、通信制だった僕は

 

他の高校生よりも圧倒的に時間を持て余していました。

 

その時間にいろいろすることができましたが、

 

一番記憶に残っているのは、散歩です。

 

 


変哲もない、いや、変哲のなさすぎるただの田舎道を

僕は毎日歩いていました。

今思えばよく飽きずに続けたなと思います。

 

 


でも、その時間に僕は

 

僕の、身体や価値観や時間を超えた魂や

 

自然の中にいる僕自身のありのままを

 

ひとつひとつ知っていきました。

 

焦りと自己嫌悪とやらに、毎日脅かされる日々ではありましたが、

 

それがこころの薪となって

 

僕を無我夢中で歩かせたのかもしれません。

 

 

 

↑ うらやましー

 

 

いま、飼い犬が、

 

僕のベッドの上で静かに寝息をたてています。

 

焦りも不安も、当時とは内容は変わっただけで

 

相変わらず僕の眠りを邪魔してきます。

 

でも静かに静かに過ぎていくこの時間が

 

いまは愛おしく感じます。

 

 

 

 

散歩はすきです。

 

でも、高校時代の道はもう飽きました。

 

今は好きな道を、自分で選んで歩んでいます。

 

僕は変わり続けています。