シェリーとのお昼ご飯
友人のシェリー(仮名)は、女の子にも関わらず
ボーイッシュで清潔な見た目で、僕の目を惹きつけました。
たまたまた同じ授業を履修していて、初めてみたときから、
シェリーの黒板を見つめる真面目な鋭い眼光は、
強い生命力を放っていると感じていました。
人間としての魅力を感じたので、
授業終わり、僕は勇気をもって、シェリーに話しかけました。
(自分になんでできたのかが不思議)
それなのに、シェリーは気兼ねなく、笑顔で僕を受け止めてくれました。
それほんのちょっと前に起きたことで、
今日はシェリーをお昼に誘って改めてお話しました。
話をすればするほど、シェリーの頭には
正しいものは正しいからこそ、主張するんだ!、という
青年らしい気概が脈打っているを感じました。
僕にはない鋭い洞察力の持ち主だからこそ、
僕の心を惹きつけたのかもしれません。
お昼を食べ終わり、
「また誘うわ」と僕は言い、そして
「シェリーも俺を誘ってよ、いつでも行くからさ」
と言うと、
「私、誘うの苦手だから誘わない」
と思いもしなかった素直な言葉が来たので、
僕は、了承とも、驚きともとれない、
分けのわからない表情をしてシェリーを数秒見つめてしまいました。
それでいいんだ、シェリー。
君は想像以上にユーモアあふれる人間です。